新年、あけましておめでとうございます。

昨年は、熊本・大分での地震災害、岩手・北海道での水害、糸魚川大火の市街地大火など、日常の暮らしを脅かす大規模な災害が生じ、再度、都市の脆弱さ、そして、ハード面だけでは補いきれない安全、安心の大切さが思い起こされました。一方、長期的な暮らしを考えると、少子高齢化に伴い「消滅都市」などショッキングな言葉も飛び交い、当たり前の暮らしを、いつまでも、誰かが守ってくれるわけではないという、地方自治、行政、そして地域自治のあり方が大きく問われた年でもありました。

わたしたちは、これからの地域や都市のあり方について、明確な解をもっているわけではありません。しかし、そこに暮らす人たちが、幸福を実感するすがた、逆にいうと、幸せを感じないすがたについては、日々、たくさんの方と接する中で、当たり前の感覚をもっていると考えています。たとえば、まちの賑わいとはなんでしょうか。決して、買い物した商品をたくさん抱える人が行き交う消費の盛んなまちということではないでしょう。暮らしている人たちの気持ちが、表情が、笑顔が、声が、なにげないあいさつが、そう、さまざまなコミュニケーションが交錯するさまだと考えます。なにも、毎日をスペシャルな日々にしたいわけではありません。

今年も、わたしたちは、そこに暮らす、そこで商う、そこで働く人たちとともに考え、行動し、ひとの気持ちが、行き交う地域づくりを求め、共感のもと、取り組んで行きます。みなさま、「一緒に」「みんなで」どうぞ、よろしくお願いします。

 

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